カキタクナッタラ

出力することを忘れないように何かを書きます

対象的な2つの会社を卒業した時の話

f:id:d3dayo:20170301005345j:plain

今週のお題「卒業」

ということで「卒業」について何か書こうと思いますが、学校を卒業した時の印象はもうなんだか忘却の彼方という感じで書きたいことが見当たらないので、働いていた会社を卒業した時のことでも書こうと思います。


1つは「まだ卒業したくない。ずっとここにいたかったなあ〜」という卒業で、もう1つは「ようやく卒業できたわ!本当に無駄な時間でもっと早く卒業しとけばよかったわ!」という卒業の話です。

まだしたくなかった卒業

数年前、私は都内某所に日本支社を構えているセキュリティ系のソフトウェアベンダーでエンジニアチームに所属していました。外資系ソフトウェア企業と言えば聞こえはいいのですが、私が働いていたその会社はとても小規模で本社がアメリカにあって経営者がアメリカ人というだけで、本質は日本の古風な中小企業と変わらない会社でした。

マーケティング・セールスチームには女性もいましたが、私が属していたエンジニアチームは男性ばかりでしかも私より全員年上でかなり(超)クセのある人たちばかりですが、よく言えば少数精鋭という感じで風通しもよく働きやすい環境でした。

「ここでならずっと働いていたいかも」なんて思えるくらい、なんだかんだ日々充実しながら働くことができていたのですが、何も前触れなくその時は訪れました。

一応は外資でしかもワンマンオーナーの非上場企業ということもあって、頻繁にレイオフが行われていました。海外から2.3番目に偉いおばちゃんがくると必ず誰かが切られる。(パッケージはもらえますが)

私が入った頃にはたくさんいた社員も気づけばいなくなっており、徐々にオフィスも寂しい感じになっていきました。

そしていよいよファイアーは私たちが所属しているチームのボスにも振りかかることになりました。ある日の昼休み、上司がミーティングから戻ってきたらなぜか一人で高笑いをしていたのです。

「どうしたんですか!?」と聞くと…

「ファイアーされたので帰ります。もうきません。皆さんお世話になりました。」と言うのです。

そして、とっとと荷物をまとめて数十分後にはオフィスを去っていきました。このファイアーの影響は当然私たちにも及びました。それから一週間後、チーム全員もう来なくていいと告げられ、パッケージについての話をして唐突に解散することとなりました。

この卒業については、今でもあの時にファイアーされてなかったら未だにあそこで楽しくやれてたのかな〜?なんて、ついつい過去を振り返って懐かしんでしまう自分がいるので「したくなかった卒業」だと思っています。

本当にせいせいした卒業

その後は昨年まで美容系の会社で本部の情報システム機能を一人で切り盛りしていました。

この会社、入った当初は私の上長にあたる(一応)経理のおばちゃんも社長のおばちゃんも気遣いがあって良い会社だなあなんて思っていましたが、私が入った2日目の時点で社員が突然退職したり、私の前任である情報システム担当者もなんだか決して良い辞め方ではないようで…「ここ本当に大丈夫なのかな?」という疑念を持つようになりました。

そしてその後も定期的に人がやめていき、私も在籍期間が長くなっていく中で、だんだん闇の部分が見えるようになっていきました。

なんだろう…適切な表現ではないかもしれませんが、一言でいうとやはり「THE女」という感じなのでしょうか。

経営者も女性、実質的に裏ボスの経理も女性、だからまず女性の平社員に対してはものすごくあたりがキツイんです。私は男性だからチヤホヤ甘やかされていましたが、そんな私から見ても見るに耐えない感じでした。

そして裏での悪口が相当ひどい会社だったんです。小さいから結局は本人に伝わるんですけど…本人の前では真逆のことを言っているのに裏では常に悪口ばかりを言う、しかも経営者や実質ナンバー2の経理のおばちゃんがそういうタイプなので、社員にとってはすごく働きづらい環境でした。

まあどちらかと言えば経営者のおばちゃんはまだマシなほうで(ピンとしてみれば)、経理のおばちゃんがあまりにも承認欲求が強すぎて自分より誰かが目立つ、会社のキーパーソンになると、社長にあることないこと告げ口をして社長もそれに洗脳されてしまい、経理と一緒になって特定の社員をイジめるという感じのしょーもない会社でした。

私も些細なことから経理のおばちゃんとの関係性があまり良くない状態になっていき、もちろん社長に告げ口をする人なので、だんだん空気が微妙になっていき、なんだか私もそこで働く時間がもったいないと感じたりアホらしくなってしまったので卒業をすることになりました。

卒業することを告げてからは、それまでは参加していた(実質私が窓口を担っていた)折衝なんかも、経理が勝手にコソコソとリスケをしてハブにされるようになったりとても子供っぽい会社でした。そういえば私が入った頃は前任の情報システム担当者が同じように省かれたり疎外されていたことに気づきました。

そんな感じで、この会社での卒業はもっと早くてもよかったかな?と思う「本当にせいせいした卒業」となってしまいました。今では思い出すこともありませんが、その会社の行く末を未だに温かい目で見守るつもりもありません。

おわりに

名残惜しい卒業もストレスから解放された卒業もありましたが、どちらにしてもその卒業があるから今もあるので後悔はしていません。そして今は「本当にせいせいした卒業」と感じる卒業であっても、お互いに時間が経てば「当時見えた嫌な部分」の記憶は薄れていき、その時のことを純粋な気持ちで懐かしく思えるようになるんじゃないかなと思っています


でででーさん
d3dayo.hateblo.jp


ページTOPへ