コールセンター

沖縄のコールセンターは場所を伏せても沖縄にあるとわかる人には絶対わかってしまう話

投稿日: 更新日: 2017年10月19日

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その昔、沖縄のコールセンターへ立ち上げ要員として1年ほど出張していたでででーさん(@d3_dayo)です!

このブログでは、たまに私が昔働いていたコールセンターという業界の裏側に迫る記事を書く時があります。

コールセンターという業界、私の知り合いにもずっとこの業界で働いているという人が数人いて、この人たちにとってはなかなか実感がわかないことらしいんですが…

一般的なオフィスワークと比べると、同じくオフィスワークではあるものの、時間の使い方から文化までいろんなものが違う…ちょっと特殊な世界だったりします。

そして、そんなちょっと特殊な世界であるコールセンターにおいて、沖縄のセンターというのは、あの土地特有のゆったりした時間の流れなども相俟って、さらに特殊なことがいくつもあって、ブログのネタには最適なんです(笑)

今回は、その数あるネタの中から…このことに触れてみたいと思います。


沖縄のコールセンターは沖縄にあるということがバレる!?

 

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沖縄にコールセンターがある理由

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多くのコールセンターは業務委託契約をしているので、たとえば「株式会社○○」を名乗っていたとしても、実態としてはその「株式会社○○」から業務委託契約されているコールセンター専門会社の「△△株式会社」だったりします。

で、その業務委託されている「△△株式会社」が沖縄にセンターを立ち上げたりするんですね。

沖縄に立ち上げる理由としては、LとRが安いこと(LaberとRent)つまり、人件費と家賃が安いことなどを大きな要因として挙げることができます。

その上、都心に比べるとコールセンター求人の競争が激しくない、さらにコールセンターという業種は、扱う商材が何の業界かにもよりますが、総じて他の仕事よりも時給単価が高めに設定されているため、地方で求人を出しても人気があり、すぐに枠が埋まるんですね。

しかも、沖縄にコールセンターを誘致すると、国から助成金が出たりもするので、最近はどうなのか?私もこの業界に疎くなってきたので定かではありませんが、以前は一時、沖縄でのセンター立ち上げラッシュのような時期がありました。

 

対応の中でセンターの場所を聞かれることがある

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さて、コールセンターで電話対応の業務をしていると、お客様から現在電話に出ているセンターの場所を聞かれることがあります。

対応の流れで世間話的に聞かれることもありますし、何らか対応を不審がられて聞かれることというのもあります。特に、後者の場合はまず濁すことはできないので…しっかりとセンターの場所を答える必要があるんですが…。

この時、多くのコールセンターは沖縄にセンターを構えていても、バカ正直に「こちらのセンターは沖縄県那覇市のどこそこにあります」とはアナウンスしません(笑)

そもそも電話対応において、本来はコールセンターを生業とする「△△株式会社」の人たちが電話をとっているわけですが、当然そのこともお客さんへはアナウンスせず、基本的に自分たちが誰か?と問われたら業務委託元(クライアント)企業「株式会社○○」の社員と答えているわけです。

ですから、センターの所在地においても、クライアント企業「株式会社○○」が指定した場所をアナウンスすることになっています。

たとえば…本当は沖縄県那覇市の中心部にセンターを構え、電話を取っているけど…お客さんにセンターの所在地がどこにあるか?を質問されたら…

「こちらは東京都世田谷区○○にございます」

とか答えるわけですよ(笑)

電話番号自体はシステムでクライアント企業の本社を仲介したりしているので、沖縄にあるセンターから発信しても「東京03」の番号が相手に通知されます。

ただ、沖縄の場合は…上のようにセンターの場所を偽っても、ちょっと沖縄に詳しい人でそのセンターに何度か連絡してきている人なら、多分…そのセンターが沖縄にあるってことはわかると思うんですよね。

少なくとも私ならわかります(笑)

 

すぐバレる!?沖縄には変わった苗字がたくさん!

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私が沖縄のコールセンターで働いていた時に一緒に働いていた方の苗字を憶えている限りで紹介しましょう。

宮城
大城
比嘉
仲間
仲村
仲宗根
具志堅
大濱
知念
砂川
上原
新里
兼城(かねしろ)
久高(くだか)
宮平(みやひら)
城間(しろま)
外間(ほかま)
比屋根(ひやね)
山盛(やまもり)
当麻(とうま)
伊志嶺(いしみね)
東恩納(ひがしおんな)
洲鎌(すがま)
仲村渠(なかんだかり)

さて、上に挙げた苗字のほとんどが、こっちだと珍しい…中には非常に珍しい苗字も含まれていると思いますが、沖縄にいればさほど珍しい苗字ではありません。

少なくとも…私…上に挙げた苗字は皆、最低でも2人以上の人とは出会っています(向こうでは)

何となく、沖縄の苗字についてわかっている人が、何度か同じセンターに問い合わせをしてきて、毎回毎回「ヒヤネさん」だの「ホカマさん」だの「ナカンダカリさん」だのに対応されていたとしたら…

そのセンターのオペレーターがどれだけ「こちらは東京都世田谷区○○にございます」とアナウンスしていたとしても…嘘だってわかりますよね!?(笑)

 

微妙なイントネーションの違いでもわかる

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もしかしたら…100歩譲って東京都世田谷区にあるコールセンターでも3人連続で沖縄っぽい苗字のオペレーターに対応されることもあるかもしれません!

しかし、その場合と明らかに違う点として「イントネーションの違い」も挙げることができます。

親の代から本土に出てきている沖縄性を持つ人や、沖縄から本土に出てきて長い人と、沖縄現地にずっといる人の違いは「イントネーション」なんです。

もちろん、沖縄現地にいる人たちも電話対応で方言は出ません。電話対応どころか、沖縄の人たちは本土の人たちと話す時はけっこう合わせてくれる気が良い人たちが多いので、意識的にわからない言葉は使わないように話してくれます。

ただ、やっぱり語尾のイントネーションはちょっと独特なんですよね。これは沖縄に限らず各地域にあることで、たとえば東京でも西の方には多摩弁とかあるので、東京西部在住の高齢者はけっこう方言で話したりします。ずっと東京に住んでいる私でも全くわからないような方言もあります。

まあ、そんなわけで、とあるコールセンターに架けたら珍しい沖縄っぽい苗字が3連発、そしてイントネーションも何となく違う(特に語尾の感じ)もう、ここまできたら、いくら「こちらは東京都世田谷区○○にございます」と言われても、鉄板で「あ!これ本当はセンターが沖縄にあるな!」ってわかる人はわかってしまうんですよ(笑)

 

おわりに

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私も元関係者で、自分が携わっていたセンターとは守秘義務契約を交わしているので「沖縄にはどこそこの会社が委託しているコールセンターがある」ってことに言及するわけにはいかないのですが、実際のところ…まあ、けっこう大企業がクライアントのコールセンターが沖縄には複数あります。

もしかしたら、皆さんが日常的に使っている製品やサービスに関するコールセンターも沖縄にあるかもしれないので、何度かセンターとやり取りしていたら「あ!このセンターは沖縄だ!」って、オペレーターさんの苗字でわかるかもしれませんね(笑)

ちなみに、最近はけっこう大きな会社(特に外資)では、予め会社HPにコールセンター業務をどこそこの会社に委託していること、そしてセンターを地方で業務委託先が運営していることを公開する企業も増えてきましたね。

まあ、見え透いた嘘をついても仕方ないですし、業務委託先がやってて何が悪いの?という考え方もありますし、そういった経営上の実態を見せないようにするためでも嘘は嘘でしかなくて、ユーザーを裏切ることになりますからね。だったら、ハナから公開しちゃったほうが良いという考え方には私も賛同です。

ただ、これはいずれ…また違う記事で紹介しようと思っていますが、センターの場所を正確に公開したらしたで…逆恨みで乗り込んでくる人、社員の後ろをつけてすり抜けで侵入してくる人とかいますからね(;・∀・)
なぜ?わざわざ所在地を偽るのか?という疑問が浮かぶ方も多いかとは思いますが、そういった従業員の安全性を担保する意味合いもあったりするんです!

他に…沖縄のコールセンターネタはこんな記事もあります!

でででーさん

2017年2月21日はてなブログでカキタクナッタラ開設。2017年10月22日にWordPressへ移行しました。基本的に毎日更新。ウェブ・スマホなどIT関連のネタをメインにラーメンのことや雑談記事など幅広く書きます。たまに変なイラストを描いたりウェブ制作をすることもあります。

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